ガジェットポーチ3種、「大容量」の中身は同じではない

tomtoc 2,990円/エレコム 2,190円/コクヨ 3,912円。自立・取っ手・鞄の中、どこで使うかで別物になる

ガジェットポーチはどれも「大容量」と書いてあります。ところが実際に使うと、容量ではなく形で差が出ます。中身がほぼ同じでも、開けたときに自分で立つのか、鞄から引き出しやすいのか、そもそも鞄に入れる前提なのかが違うからです。

ここでは3点を使う場所で分けます。値段の高い順に良いわけではない、という話でもあります。

出先の机の上で使う ── tomtoc(2,990円)

充電器・ケーブル・モバイルバッテリーをまとめて持ち運ぶ自立型のポーチです。特徴は開いたまま立つこと。カフェやコワーキングの机に置いたとき、中身が上から見えるので探す手間がありません。

ファスナーは YKK 採用で、開閉が引っかかりにくい。ポーチは1日に何度も開け閉めするものなので、ここが渋いと地味に効いてきます。レビュー評価は4.5で、3点の中で最も高い数字です。

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鞄から出し入れする ── エレコム(2,190円)

こちらは取っ手が付いているのが要点です。鞄の底に沈んだポーチを掴んで引き出せる、という一点のための機能で、地味ですが毎回効きます。

加えて撥水素材なので、急な雨でも中の機材を守れます。リサイクル素材を使用。3点の中でいちばん安いのがこれで、2,190円です。レビュー評価は4.4。

逆に言うと、机の上に開いて置く使い方なら tomtoc のほうが向きます。「持ち運びの途中」が主戦場か、「着いてから」が主戦場かで選ぶところです。

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鞄の中を仕切る ── コクヨ(3,912円)

3点で唯一、単体で持ち歩く前提ではないのがこれです。バッグインバッグなので、鞄の中で小物が散らばるのを防ぐのが役割。鞄を替えても中身ごと移し替えられます。ペンケースとしても使える大容量で、軽量。Amazon限定モデルです。

ここで正直に書いておくと、3点でいちばん高い3,912円なのに、レビュー評価は4.2で最も低いのがこの製品です。値段の順と評価の順が逆になっています。

それでも選ぶ理由があるとすれば、用途が他の2つと違うからです。「ガジェットをまとめたい」ではなく「鞄の中身を丸ごと整理して、別の鞄に移したい」なら、これ以外の2つでは代わりになりません。用途が合っていない人が買うと高く感じる、という種類の製品だと思います。

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まとめ ── 主戦場で選ぶ

使う場所製品効く機能価格評価
着いてから、机の上tomtoc自立して中身が見える2,990円4.5
移動中、鞄から出すエレコム取っ手・撥水2,190円4.4
鞄の中を仕切るコクヨ丸ごと移し替え3,912円4.2

迷ったときは「開けるのはどこか」を思い出すのが早いです。机の上で開けるなら自立型、鞄の中で探すなら取っ手付き、そもそも鞄の中身を整理したいならバッグインバッグ。

「大容量」という言葉は3点とも同じように書いてありますが、選ぶ基準にはなりませんでした。使い方が決まっていれば、いちばん安いエレコムで足りる人も多いと思います。

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